本業で苦手だった「翻訳」が副業で「得意」に変わった!人生を豊かにする副業

海外のエンターテイメント関連の会社でキャリアを積む「_Apple_」さん。副業としてココナラでは「翻訳」を出品しているが、きっかけは本業で苦手意識の強かった「翻訳」のスキルを磨くためだった。今では多くの受注を受けて、「得意なこと」に変わった「_Apple_」さんの人生を豊かにする副業ストーリー。

 【目次】

 

f:id:fumi-furukawa:20180208164829j:plain

 

経歴:親の転勤で米国へ。NYで見たミュージカルがショービジネスへの入り口。

小学生のとき、親の転勤で米国カルフォルニア州、そしてNY州へ。

現地の小中学校に通ったので、1年ほどで英語を習得し家族の中で一番流暢な英語を話すようになっていた。親は日本語で話しかけ、自分は英語で返すといった日常会話の中で育った。

高校入学を機に日本に帰国したが大学3年生のとき、仕事としてショービジネスに携わりたい!と思い、舞台芸術を専攻するために米国テキサス州に留学した。

NY州に住んでいた頃、両親と一緒によくミュージカルを観にいった。あの夢のようなエンターテイメントの世界が大好きでずっと憧れていたのが理由だ。

帰国後は、憧れのミュージカル関連の仕事に就き、その後、海外のライブやショーなどのコンテンツを日本で展開することに従事した。

海外アーティストのライセンス、広告キャスティング、イベントブッキング等の調整や契約、来日中のタレントのケアや、オープンしたファンクラブの運営など、海外アーティストの日本における活動全般のサポートを行う。

自分が長年大ファンだった洋楽アーティストのイベントを手がけたり、数万人規模の野外イベントを運営したり、印象的な仕事は山ほどある。

元々アーティストのライブやイベントの企画制作がメインだったが、この数年で、権利関係の法的文書を日本語に翻訳しクライアントに渡す、日本側から上ってきた企画書を英語に翻訳してアーティストと確認するなど、業務の幅が広がり専門的で高度な英語力が求められるようになった。

バイリンガルとして仕事をしている以上、中途半端なスキルでは通用せず、戸惑うこともあった。

f:id:fumi-furukawa:20180212130249j:plain

利用のきっかけ:翻訳能力を磨くためにココナラに出品!

英語は、母国語の日本語と同じように幼い頃の日常生活で身につけた為、正確な「翻訳」や「通訳」の能力は高くないことを実感した。

これを克服する為に、翻訳スクールに通うのも時間と金銭的に余裕がない。受験のように必死で勉強するのは、時間も取れずストレスになりそうだった。

色々模索した結果、「ココナラ」に出会った。

普段関わることのない業界のクライアントからの依頼は非常に勉強になるし、仕事として請け負うことで、真剣に向き合わざるをえない。しかもお金も入ってくる。効率よく自分のスキルを高めるのに、もってこいだと思った。

 

出品サービス:「英日翻訳」24時間以内のお届けで差別化!

ココナラは個人間取引。

ココナラでサービスを求める人のニーズは、「コスパ」や「手軽さ」「臨機応変な対応力」だと思い、普通の翻訳会社では実現出来ない「24時間以内にお届け」「ワンコイン」というサービスを設計した。

出品して、3日間で3件売れた。最初の月に4万円程稼いだ。

企業の事業計画、商品紹介、大学の論文、友人宛のお手紙など、個人と法人のお客様は半々。

 

f:id:fumi-furukawa:20180212130314p:plain

coconala.com

取引エピソード:まるで文通?!購入者との心温まる翻訳やりとり

出品した当初から1週間に1回程度購入し続けてくれるリピーターAさん。

自身の英語の勉強の為に日記を翻訳してほしいという依頼だ。

日常的な文章を、カジュアルなネイティブ英語に翻訳してほしいという依頼。

直訳が難しい文章なので、自然な言い方を提示できるように気をつけている。

その方の日常が垣間見えて、心が温まる。

「こういう風にぼくらの時代は習ったが通じますか?」「この言葉に置き換えても違和感はありませんか?」「ここにtoが入ってるのに、どうしてここにはtoが入ってないのですか?」

Aさんが疑問を持つ観点が面白く、大変勉強になっている。

ネイティブ感覚で訳しているため、質問に理屈をつけて答えることができなかったが「文法的な正解が欲しいのではなく、ネイティブ的な意見が欲しいので、とても満足している。いつも回答が来るのを楽しみにしています。」と言ってもらったときに、自分ならではのサービスが提供できた気がして、「本当に始めてよかった」と思った。

トークルームでのチャットは、文通のようなやりとりに温かさを感じる。

機械的な翻訳サービスではなくて、人同士の繋がりを感じられるのもココナラならではと満足している。

「24時間以内のお届け」で設定しているので、平日の夜、本業の仕事が終わってからココナラの仕事を開始する。通勤の移動中の時間も効率よく使う。長文の依頼が入った場合は、休日に対応する。

受注する件数を自分で設定できる為、無理なく行うことができる。始めてから約半年、翻訳ランキングで1位にもなった。自分の翻訳サービスが沢山の方に必要とされてお金になることを知って、翻訳に対しての苦手意識が薄れ、自信に変わっていった。

f:id:fumi-furukawa:20180208164837j:plain



今後:得意なことを増やして人生を豊かに!

ココナラでは「報酬」の他に「成長」と「自信」を手に入れることができた。

これから翻訳もITの進化によって、人から自動翻訳システムに移っていく。

そこで人間にしか出来ない翻訳とは何か。

それは_Apple_さんの得意とする「ローカライズ翻訳」と考える。クリエイティブなブランドカタログやアーティストの紹介文など、自動翻訳では出せない文化や背景を投影した翻訳だ。

「好きなもの、得意なことは、多ければ多いほど人生は豊かになります。選択肢を増やして、好きなこと、得意なことで、多くの笑顔を作り出したいです。これからも、自分にとっての”好き”や”得意”を発見し続けたいと思っています。」

 

f:id:fumi-furukawa:20180216115613j:plain

 編集後記:

「_Apple_」さんは、いつも叶えたい夢やなりたい姿が明確だ。その姿に向かってどうしたらいいかを考え分析し成長していく。ココナラでは多くの方々の役にたっていることに満足を感じながら、「翻訳」スキルを向上させている。「得意なことで周りを笑顔にする」とまっすぐ前を向く彼女の生き方は力強く魅力的だ。(広報:古川)

 トップページへ

 

 

 

 

 

Copyright ©2018 coconala Inc. All rights reserved