ネーミングサービスは頭を活性化できる副業!67歳の豊富なスキルを活かす
商品名やサービス名をつけるネーミングサービスを出品し、150件程の受注を受けた「whitemist」さん。もともとは外資系企業でSE・営業職を経て、起業してネットショップを運営するなど様々な経験を積んできた。好奇心が旺盛でいつも頭の中はアイデアがいっぱいな67歳「whitemist」さんの豊かな副業ストーリー。
【目次】
- 経歴:能力を活かし、様々な業種・職種を経験しスキルや知識を身に着けた現役時代
- 利用のきっかけ:「場所と時間に縛られず、小遣いが稼げる」と軽い気持ちでココナラをスタート!
- 出品サービス:妻の油絵にタイトルを付けたらその絵が売れた!それを機にココナラでネーミングサービスを出品!
- 取引エピソード:試作品もない和菓子のネーミングに四苦八苦!期待を超えたネーミングを目指す
- 今後:挑戦は好奇心の数だけある!本の出版!ゲストハウスもつくりたい!
経歴:能力を活かし、様々な業種・職種を経験しスキルや知識を身に着けた現役時代
大学卒業後、外資系のIT会社で23年勤めた。
プログラマーとSEの業務を兼任したあと、営業部隊で新規開拓しながら売上管理のプログラムをつくった。その後、九州の営業部長に就任し・・・と能力を買われ様々な職種を経験した。
47歳になったとき、早期退職の募集に応募した。
これからはネットで勝負する時代だと意識し、退職を機にインターネットの技術を習得、妻の制作する油絵やぬいぐるみなどをメインとするネットショップを開設。
当時、楽天もまだなかった時代で、かなり先進的な試みだった。
同時に大学の教員向けにPCを教えるインストラクターの職に就いた。その頃ブログを開始して日々の気付きや面白かった出来事などを書いていった。
能力を活かし、様々な業種・職種を経験しスキルや知識を身に着けた現役時代だった。
現在は2社から経理全般の業務を受けながらココナラに出品している。
利用のきっかけ:「場所と時間に縛られず、小遣いが稼げる」と軽い気持ちでココナラをスタート!
ココナラがテレビで紹介されていたのを妻が観て、「あなたに合ってそう!」と薦められ、「自分のスキルをネットで販売できるなら、時間に縛られずに小遣いが稼げるかな」くらいの軽い気持ちでココナラに登録した。
5年前に、エクセルのサポート、ブログネタの提供、ネーミングなど6つのサービスを出品した。
出品サービス:妻の油絵にタイトルを付けたらその絵が売れた!それを機にココナラでネーミングサービスを出品!
ネーミングサービスが一番の売れ筋。
このサービスが生まれたきっかけは、油絵を描く妻からタイトルを相談されたことだ。
試しにいくつかネーミングをしてみると無題の作品よりも題名を付けた方が売れ行きが良く、何より右脳と左脳をフル回転させて絞り出す作業が面白かった。
ココナラでも試しに出品すると売れ始め、これまでに150件近くの受注を受けた。
取引エピソード:試作品もない和菓子のネーミングに四苦八苦!期待を超えたネーミングを目指す
試作品もまだない開発中の和菓子のネーミングを依頼された。
甘口のスナックせんべいにほろ苦いキャラメルソースをサンドし、チョコレートでコーティングしたスイーツだという。
「どっしり系」「語感系」「提案系」「語り掛け調系」と4つの方向性から提案した。
「どっしり系」だと「轟く大地」、「語り掛け調系」だと「大地がくれた!」のような具合だ。
「依頼者の方から頂いた商品のイメージから、力強さを感じネーミングしました。それと同時に、新しさへの期待も。社運をかけた商品と聞いていたため、やりとりしながら20案ほど提案しました。」
何度も練り直し依頼者と真剣に意見を交わすやりとりが続き、結果、2案が選抜され新商品開発チームでの会議にあげられた。
依頼者の熱い要望にどこまで応えられるか創作力を試される機会となった。
どの依頼も頭が沸騰しそうな位、考え抜くためこれ以上の頭の体操はないと思って
挑んでいる。
今後:挑戦は好奇心の数だけある!本の出版!ゲストハウスもつくりたい!
whitemistさんは好奇心のかたまりだ。
ブログは6年前から毎日書いている。
日常のありふれた出来事でも興味を持って様々な角度で切り取りブログに書く。その中で本にしたいテーマがいくつか出てきたので、次の挑戦は本の出版だ。
幼い頃UFOを目撃した経験から着想を得たSF小説、恩師の先生の物語、など。
Kindleで費用や手間がかからず出版ができる環境がある事を見つけ既に三冊を上梓、次の新刊に向けての原稿もほぼ出来上がっている。
「他にも自分の好きな山中湖にゲストハウスをつくるのも夢です。来た方が幸せになれる空間を提供したい。好奇心の数だけ挑戦があります。」
編集後記:whitemistさんは、好奇心の芽をつねに育み自分の軸でそれを開花させている方だ。様々な分野の体験を生き生きと話している姿は、少年のようだ。スキルや知識は増えていくが、心は純粋な少年のままである人、皆があこがれる年齢の重ね方だと感じた。(広報:古川)