お客様の存在を実感できる充実感!読書が趣味の機械系エンジニアが見つけた「書評」という副業

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historybook(本名:中村和也)さんの本業は機械系エンジニア。

普段は自動車部品の設計に携わり、専門的な知識を活かした仕事をしている。自分の夢を仕事にすることができ満足感もあったが、その一方で「人との関わり」という点で何となく感じていた物足りなさもあった。そんな時期にココナラと出会い、読書好きな自らのライフスタイルを最大限に活かした「書評」サービスの出品を開始した。1対1のやりとりを通してお客様と直接関わりあえるココナラでの副業は、historybookさんの生活に新たな充実感や喜びをもたらし、今後の目標設定にも貢献した。

本業以外のジャンルでも、自分の得意を活かすことで新しい可能性が広がっていくことを教えてくれるストーリー。 

 

経歴:大手自動車部品メーカーで機械系エンジニアとして活躍中

 幼少期は読書家ではなかったhistorybookさん。

むしろ読書は嫌いな方で、暇さえあれば友達と外で遊ぶ活発な子どもだった。中学、高校時代は野球に打ち込み、朝練や自主練習にも打ち込んだ。強いチームではなかったものの、強豪校に勝つために試行錯誤をするなかで、団結力やチームワークの大切さを学ぶ。大学時代はITが流行っていた時期だったので、プログラム言語の勉強もしていた。

ちょうどこの頃、少しずつ読書にのめり込むようになる。

卒業を控え、就職について本格的に考え始めた頃、「モノづくり」というキーワードが頭に浮かび始めた。

ITではなく直接的にモノづくりに関わりたいという想い。

もともとモノづくりへの憧れもあったので、「機械系エンジニア」としての道に進むことを決めた。

現在は27歳。大手自動車部品メーカーでカーエアコンの設計や自動車部品の設計に携わっている。

「この仕事を選んで良かった」

そんな喜びを特に感じるのは、新しいモデルの設計をするとき。

製品がグローバル展開となった場合、年間何十万台という数が世界中で使われることになる。たくさんの人に自分が設計したモデルの製品が使われ、それが多くの人の役に立っていることを考えるとき、現在の仕事にやりがいを感じる。

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活用のきっかけ:もっと直接的に「人の役に立つこと」を実感したい

 

本業の仕事でも大きな成果を得て充実していた。しかしその一方で、結果として見えてくる規模が大きすぎると、手触り感がなくなりお客様との距離を感じずにはいられない・・・。

エンジニアという仕事は、完成品となる部品の一部を設計するもの。何か少し、物足りなさを感じることがあった。

 自分の仕事が本当に人の役に立っているのか。

もっと直接的に人と関わり、役に立てる場所はないだろうか。

 

そんな想いが、ココナラとの偶然の出会いに繋がった。

利用を始めたのは「昨年の7月。夜21時ごろだった」と振り返る。記憶は鮮明だ。

何を出品しようかと考えた時、「書評ブログ」の経験を活かすことを思いつく。

 幼少期は読書が嫌いだったが、18歳頃から本が大好きになった。きっかけは大学受験に失敗した翌年に浪人中の息抜きに始めた読書で、徐々に息抜きの域を超えて知的好奇心を満たすための趣味となった。大学入学後には本を紹介するブログも運営し始めた。

好奇心が旺盛なため、自分の専門以外の本もたくさん読んでいる。多い時で1週間に10冊ほど。年間にして100冊以上。

ビジネス書・科学系の本・エンジニアの専門書・ヒットした小説の類などなど。知的好奇心を満たしてくれる読書は、生活の一部になっている。

 

特に好きなのは歴史本。

ローマ帝国カエサル将軍が今の時代に生きていたら、どんな政策を執るのだろう?」と妄想することも楽しみのひとつだ。

ココナラでの出品者名を”historybook”としたのも「歴史本」が由来となっている。

 

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出品サービス:「書評ブログに最適!/本の要約や感想を提供します 本の内容を知りたいが、忙しくて読む時間をとれない方へ

本の要約を~3000字程度で提供する。ビジネス書から小説・哲学書まで、何でも対応し、ブログ記事などに使用するのもOKとしている。サービスの主な購入者は、書評ブログを運営している人や、本の要約課題で困っている人、など。

ひとつひとつの依頼を丁寧に実施することで、実績を伸ばしていった。

お客様と関わりながら良いものを完成させる。モノづくりへのこだわりはココナラでも活かされている。

 

coconala.com

副業の良さ:ダイレクトにお客様と繋がりながら、読む力や理解力を鍛えることができる

お客様と直接繋がることができる。これがココナラの一番の魅力だ。

直接のやりとりを通して行う仕事は、これまで感じたことの無い密度であり、喜びと達成感が得られる。

出品者と最終消費者がダイレクトに繋がれること。

本業の設計エンジニアではなかなか感じられない体験であった。

 

時には全く知らない分野の本を読むこともある。

以前依頼があったのは、「文化人類学」の課題書を要約する仕事。文系の学問は新鮮だったが、要約は非常に難しかった。

1回読んだだけでは頭に残らない。しかし、2回目以降はポイントに付箋を貼りながら、重点的に読み込む工夫をしている。

 まずは1回ざっと読む。つぎに、大事なところに付箋をしながら読む。

そして、付箋をした箇所をさらに読み込んでいく。

そんな地道な作業を繰り返しながら書評(要約)を完成させていく。

自分が手に取らない本を読んだり、普段使わない脳ミソを使っている感覚が得られる一連の作業は、脳トレにも近い。

 

取引エピソード:何度も繰り返し修正をした書評ブログ用の文章作成

印象的な依頼は、POPなビジネス書の紹介をする書評ブログを運営している方からのものだった。

一度納品した本の要約に関して何度も何度も訂正の依頼が来たため、文章の修正作業がとてつもなく大変だった。

しかし、粘り強く修正を続けた結果、お客様(購入者)には「大変満足」という評価をいただくことができた。

それ以降しばらくの間、定期的な取引が続き、月に3〜4冊ほどは要約を引き受けた。

細かな文章表現にもこだわり抜くこのお客様からは、仕事に対する細かさや丁寧さ、情熱を感じ、自分の本業である機械系エンジニアとしての仕事にも繋がる学びとなった。

お客様と直接、1対1のコミュニケーションを取りながら行う取引。相手が必要とする内容を一緒に作り上げていく充実感や満足感。お客様に心から喜んでいただけたときは、非常に大きなやりがいを感じる。

この時ほど「ココナラで出品してよかった!」と思うことはない。

 

 

今後:モノづくりを基軸に2枚目の名刺を持ちながら活躍することが目標! 

1枚目の名刺は本業の機械系エンジニアとしてのもの。

これに加えて、2枚目の名刺を持つことが現在の主な目標だ。 

書評関係(ブログ運営やココナラでの出品)のジャンルに加え、絵本のストーリーのコンテストにも3回ほど出品している。好きな本の書評を書くだけでなく、自ら創作することにも興味を持ち始めている。

昨年はみつばちの本を読んだことがきっかけでみつばちの生態に感動し、養蜂にも挑戦した。巣箱を自作するときにはエンジニアの血が騒ぎ、わざわざ図面を引いて設計するなどのこだわりをみせた。養蜂に関してはIT化やデジタルネイチャーという最先端の技術も興味深く、加えて「自然に触れる!」という魅力がある。

 

新たな挑戦にも共通しているのは「モノづくり」と、「好きなことを追求する」というキーワード。

2枚目の名刺に向けて、現在、様々なチャレンジをしているところだ。

 

もっとダイレクトに消費者と関わりたい!

自分の仕事を消費者の人に喜んでもらいたい!

 

ココナラでの副業を通して、historybookさんの新たな夢を叶える冒険が始まった。

 

historybookさんのブログ:副業サラリーマンの収入ポートフォリオ

 
 

 

編集後記:

historybookさんは、大手自動車部品製造会社で機械系エンジニアをしながら、ココナラで書評を販売し、養蜂や絵本の執筆など自分の好奇心に忠実に行動し現実化させているパワフルな青年だった。今年の4月には働き方関連法案が改正される予定。2枚目3枚目の名刺が可能な社会になっている。今後はさらに自由に新しいチャレンジをする人が増えてくるのではないか。historybookさんを通してそんな社会が垣間見えてワクワクした。(ココナラ広報:古川)

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